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年末も近づき、各家庭では大掃除の準備を始めているのではないでしょうか?
さて、上記写真は地場産センター展示即売場にて売られているお掃除道具の一部です。地場産業の特色からして床磨き・窓拭きの道具ではなく、金属磨きや金属の特性を活かした防汚商品、スクレイパーなどを取り揃えております。どのようなものがあるのか簡単にご紹介しましょう。年末に限らず、日常の道具としてもどうぞご活用ください。
金属磨き
三条市・燕市は金属加工が盛んな地域であり、地場産業として工具や洋食器・調理器具を製造しています。燕市で製造されている調理器具は、とくに身近な生活用品として毎日使われているかと思いますが、お手入れしていますか?左写真は、銀(シルバー)、銅(カッパー)、ステンレス、それぞれの素材用途に特化したクリーナーです。なぜ素材で使い分ける必要があるのか?それは素材硬度はもちろんのこと、表面仕上げの違いによりクリーナーの成分を変えなければキズとなり、そこから腐食が始まってしまいます。 万能磨きも手軽で便利ではありますが、永く使う愛着ある道具のお手入れに、ちょっと用途を調べてみてはいかがでしょうか。
焼け・コゲ落とし
ステンレスやホーローの調理器具、ガスコンロのゴトクや汁受けなど、「あっ、しまった」と吹きこぼしをしてしまうことも。すぐに拭き取れば大体の汚れは落とせるのですが、とても熱くてすぐには掃除できない。わずかな汚れは少しずつたい積し、加熱することで焦げ付いてしまいます。特にこびりついた汚れには、焼け・コゲ落としを使って一気に汚れを落としましょう。ただし、長年ついていたの焼けや汚れは、その道具の表面を侵していることがありますので、こまめにお掃除することをおすすめします。
スクレイパー
磨く前に細部に入り込んだ汚れを取り除く、シャベルのようにザックザックとお掃除というときにはスクレイパーです。写真左は先端がセラミックのもの。写真右は先端がフッ素コートされたステンレスのものです。先端セラミックのものはレンジ内壁や調理道具に、先端ステンレスのものはシールはがしなどに。あらかじめスクレイパーでおおまかに汚れを取り除くことで、作業の効率アップと必要最小限の洗剤でお掃除が行えます。
セラミックには適度な硬度があり、こびりついた汚れに負けないコシと金属などの表面を傷つけない柔らかさを持っています。先端がカギ状となっており、細かなとこに入り込んだ汚れもかき出します。
極薄のステンレス板にフッ素コートが施してあり、シールなどの糊(粘着物)がこびりつきません。また柄はエラストマ樹脂なので左写真のように曲げながら使うことができ、平面だけでなく曲面にもピッタリとあてる事ができます。
左写真の「スクレーパーPRO」はメッセピアオンラインでも販売しております。
防汚・除菌
これまでの商品は汚れを落とすもの紹介しましたが、左写真は汚れを防止するものです。以前「カッパー君」で紹介しました除菌作用、殺菌作用を用いて、洗濯曹・浴槽の汚れやヌメリを防止します。これらの汚れは、洗剤の入れすぎや皮脂や衣料についたタンパク質、水道水の微量な塩素が影響します。もちろん日頃のお掃除でも汚れを落とせますが、魔法の袋をポンと入れておくだけで汚れを防止することも可能です。
さて、講釈ばかりで実際はどうなのよ?ということで、当館内でも最強であろうと思われる使い込まれた道具を磨いてみました。ただし、磨けば磨くほどきりがないかと思いましたので、1パーツ10分間磨くといった時間制限をもうけ、実際に使ってみました。(使用した商品は焼けコゲ落としです。)
左写真は、当館設立から使用されていたかと思われるケトルの胴体表面です。右側が研磨前、左側が研磨後となります。相当に使いこまれ、かつ年期もかるく15年以上経過しているために焼けはしっかりと取り除くことができませんでした。しかし、通常の水拭きでは取れないシミのような汚れはすんなりと落とせました。ケトルなどは水を沸かすだけだからといってお手入れをサボりがちになります。たまには綺麗にしてあげましょう。
同じ道具を使い、 こちらも10年以上のベテラン選手であるコンロをみがきました。ゴトク2枚、汁受け2枚の合計40分の作業となりましたが、火が直接当たる部分はやはり手強く素材そのものが侵されていたためにピッカピカとまではいきませんでしたが、目立つ汚れは充分に取れたかと思います。やはりたまには綺麗にしてあげましょうね。。。
磨き前
磨き後
(財)新潟県県央地域地場産業振興センター 営業推進部物産観光課